荒井幹事長「小異を捨てて大同につく」 新党会見で決意(産経新聞)

 【舛添新党会見詳報】(5)

 荒井広幸幹事長「22日、旧改革クラブメンバーで両院議員総会を開き、舛添さん、矢野さん、小池さんの3人の入党を了承し、中村(喜四郎衆院議員)さんの離党を認めました。本日14時から新メンバー参加による議員総会を開きました。まず党規変更、党名変更、役員改選を行いました。新党改革、これを受けて先ほど東京都選管に届け出をすませましたので、政党に新党改革、舛添代表となっておるわけでございます。なお、先ほど大江(康弘参院議員)さんから離党の届け出をいただきました。また自民党との会派を解消する旨を、自由民主党さんにお伝えした。さらに、その会議では、政策等についての合意をいただきました」

 「われわれそれぞれメンバーは日本のこの危機を脱出するために、今、やらずにどうするんだ、行動を起こす、これは今じゃないか。みんなが共有して、舛添代表の話のように今日に至った次第でございます。それぞれメンバー、それぞれに交流はあったが、鳩山民主政権のやることなすことがあまりにも国民目線からかけ離れている。ならば、日本のトップリーダーに、もっともふさわしい、舛添要一という逸材を扇の要にして、今、行動するしかないと決意をして、わずか2週間ぐらいですが、がーっと魂をお互いに呼ぶようにして、結党という運びになったわけでございます」

 「たびたびにわたり、政策協議を行いました。党運営のあり方、終盤国会、重要法案を控えております。この対応。そして参議院選挙の取り組みなど、手順を尽くし、手続きを踏み、志ある有志6人が今、まずここに集った。こういう次第です。民主党はだめ、自民もふがいないという中、国民皆さんの、政治不信、政党離れはいかがですか。こんなに不信が高まっているときはないと思います。このままでは日本の安全が壊れる。皆さんの生活が壊れる。子どもたちの夢も壊れる。われわれは身を捨てて、子どもたちの未来に夢をつくりたいとの決心で、信頼回復の政治を行うためには、参議院選挙はラストチャンスだ。参院選前にみんなでたちあがろう、苦しくてもやろう、こういうことで今日に至りました」

 「もとより従来のやり方や、個々のメンバーの志や活動だけでは、こうした重要な問題は解決できません。しかし、幸いにして皆さんどうですか。幸いにして、国民の信頼をつなぎ止めている唯一の政治家は、この舛添要一さんのほかにおりません。舛添要一さんを改革のど真ん中に据えて、政治改革、日本の一大改革を断行していきます」

 「党名使用に関する法律というのがあります。だぶってはならないんです。そうしますとこれが、来週月曜日、26日なんです。事務的な手続きを考えますと今日結党する以外に時間はなかったんです。タイムリミットが今日です。あまりに時間がありません。手続きが非常にかかります。私も何度かこの新党の手続きをやってまいりました。間に合わない、改革クラブの名称変更等による新党立ち上げという方式をとらせていただきました。同時に国民の浄財である政党交付金を本当に大切に有効に使わせていただいて、国民の目線からの政治を行ってまいる覚悟です」

 「小異を捨てて大同につく、メンバー全員大同団結して、日本の新しい政治スタイルを、舛添要一とともに、皆さんに、一緒になってつくっていきたい。国民参加による開かれた政党を目指してまいります。

 新党改革が今、誕生した経緯をお伝えしました。参議院では社民党の5人を上回る、6人の、参議院だけの政党であります。参議院が要です。日本をかえるにはこの選挙しかない。われわれは立ち上がった次第です」

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