国民新党の下地氏、民主の検察リーク調査に「参加しない」(産経新聞)

 国民新党の下地幹郎政調会長は20日午前の記者会見で、民主党が小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入事件をめぐり、民主党が報道機関への検察リークを調べる「捜査情報の漏洩(ろうえい)問題対策チーム」を発足させたことに対し「国民新党でそういうものをつくるつもりもなければ、連立政権を組んでいるからといって参加するつもりもない」と述べた。

 また、民主党内で捜査当局の取り調べの録音・録画を義務付ける刑事訴訟法改正法案(可視化法案)の早期提出を求める声が出ていることにも「このタイミングで表に出すと誤解を招く。小沢氏の問題が決着してから、冤罪(えんざい)の問題として冷静に議論すべきだ」と、苦言を呈した。

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<石川議員逮捕>「小沢体制で戦えるか」党大会で困惑の声(毎日新聞)

 小沢一郎幹事長の私設秘書だった石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=らが政治資金規正法違反容疑で前夜に逮捕され、激震の中で始まった民主党大会。「小沢体制で夏の参院選が戦えるのか」。政権獲得後、初めての党大会で意気上がるはずだったにもかかわらず、参加者からは困惑の声が相次いだ。【篠原成行、前谷宏、小泉大士】

 午後1時開会の大会本会議に先立ち、東京・永田町の会館で始まった地方代議員会議には、都道府県連の幹部ら約100人が集まった。予定時間を過ぎた10時55分ごろ、小沢氏が会場入りすると、参加者からは拍手が起こり、小沢氏は笑顔を浮かべて一礼して着席した。

 司会役の奥村展三衆院議員は「これから地方代議員会を開催します」とあいさつした後、「それではマスコミの皆さんは退席してください」と発言。このため、報道陣からは「小沢幹事長の話はないのか」「約束が違う」などと怒号が上がった。しかし、党関係者が会場後方の取材スペースに歩み寄り、執拗(しつよう)に退席を促したため、報道陣は午前11時過ぎに全員会場の外に出された。

 一方、都道府県連の代表者らはいずれも厳しい表情で地方代議員会議の会場に入った。佐賀県連の園田泰郎代表代行は「まさか逮捕にまで発展するとは。小沢幹事長の報告を聞かないと何とも言えないが、地元は混乱している」と言葉少な。富山県連の坂野裕一県議は「(石川議員の)逮捕はあると思っていた。小沢幹事長からは進退を含めた話があるだろう」と小沢氏辞任の事態も想定した。

 また、山形県連の木村政信幹事長は「小沢幹事長は好き嫌いが分かれるから、辞任を要求する声も出るだろう。参院選に影響が出ないように本人が判断すべきだ」と厳しい表情。一方で、滋賀県連の谷康彦副会長は「夏の参院選を控えて、選挙に強い小沢幹事長の存在は重要。『法に触れていない』と言っているのだから、説明すればいいこと」、高知県連の川添義明副代表は「小沢幹事長は説明が足りないだけ。検察はなぜ強制捜査に及んだかを明らかにすべきだ」と擁護した。

 民主党はこれまで党取材の行事のほとんどで、報道陣の取材を規制することはなかったが、この日は会場内を複数の党関係者が巡回し、地方議員への取材を制止した。

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